10 Bite-3

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※グラフ設定画面では最大データ履歴が破線十字で示されます。
中央ボタンもしくは画面遷移によってクリアされます。

この画面での設定、特にTrackBendやReedBendモードでのRangeの値は、MWiCの使い方: 03. マウスピースの取り付けでのバルーンの出し具合とマッチするように設定します。Swingモードにおいても、バルーンの出し具合、Rangeの大きさと音程の変化の具合は相関します。最初は試行錯誤が必要ですがご自身で気持ちよく演奏できる設定をお探しください。

Min (X軸左端)

設定値:-1250 ~ 1250
デフォルト:10
機能説明:バイトセンサの閾値です。この値を上回るバイトセンサの値に対して反応します。設定値を比較的大きくすると、カーブ9以降の平坦部をグラフの中央から左右にずらすことができます。

Range (X軸中央)

設定値:10 ~ 2500
デフォルト:300
機能説明:バイトセンサのレンジ(感度)です。Min値+Range値の入力に対してバイトセンサ入力は最大値として取り扱われます。

Curve (右上)

設定値:1 ~ 14
デフォルト:
機能説明:バイトセンサ出力値からピッチベンドを求める中間データに変換するカーブの設定です。1 ~ 9がブレスやベンドセンサ向けを想定したカーブであり、単調増加です。バイトセンサがSwingモードの場合はカーブ1 ~7のような単調増加で対称性のあるグラフを利用されるのがよいでしょう。Track BendおよびReed Bendでは、10以降の、平坦部のあるカーブの利用が現実的な選択です。特にカーブ14は次の2項目を利用して、平坦部の幅と、カーブの形状を調整することができます。

FlatW (Curve14のみ)

設定値: 0 ~ 50 %
デフォルト:5 %
機能説明:カーブ14の平坦部の幅を調整します。大きくすると平坦な領域が広くなります。

Lin% (Curve14のみ)

設定値:0 ~ 100 %
デフォルト:0 %
機能説明:カーブ14の形状を調整します。小さくすると平坦部からの立ち上がりが滑らかに、大きくすると線型に近くなります。