02 MIDI-1

02_MIDI-1.jpg

Breath CC-A

設定値:OFF / 0 ~ 127
デフォルト:2
機能説明:演奏のためのメインのブレス信号の送信先(送信先A)のMIDI CC番号を指定します。多くの場合、ブレス信号に対応した音源であれば#2に、それ以外であれば#7に設定することになります。ブレス閾値・感度・変換カーブはMWiCの設定:05 Breath-Aで設定します。

BrA>AftTch

設定値:ON/OFF
デフォルト:OFF
機能説明:演奏のためのメインのブレス信号をMIDI CCではなくチャンネルプレッシャーメッセージ(チャンネルアフタータッチ、CCとは異なるタイプのメッセージです)で行うのが適切な場合、あるいは追加のブレスメッセージとしてチャンネルプレッシャーを利用する場合にONにします。、閾値・感度・変換カーブはMWiCの設定:05 Breath-Aで設定します。

Breath CC-B

設定値:OFF / 0 ~ 127
デフォルト:OFF
機能説明:ブレス信号の追加の送信先(送信先B)のCC番号を指定します。また送信先Aとは異なる感度・変換カーブ・最小/最大データへのスケーリングをMWiCの設定:06 Breath-Bで設定できます。

Breath CC-C

設定値:OFF / 0 ~ 127
デフォルト:OFF
機能説明:ブレス信号の追加の送信先(送信先C)のCC番号を指定します。送信先Cへのデータは、感度とカーブについてはBreath-AもしくはBreath-Bのものを使い、送るデータの最小/最大スケーリングをMWiCの設定: 07 Breath-Cで設定することができます。

Velocity Lock

設定値:ON/OFF
デフォルト:ON
機能説明:発音時のNoteOn MIDIメッセージのベロシティ値(音の強さ)を固定します。ウインドシンセでは、発音の瞬間はほとんど音量がありませんので、

  • NoteOnメッセージを固定ベロシティ値で送信して、そのあとブレス信号によって演奏を行う。
  • ブレス圧が発生してから一定時間待ってブレス信号からベロシティ値を決めてNoteOnメッセージを送る。

のいずれかの方法を採ります。前者の場合にはこのVelocity Lock設定をONにして次項目に現れるValueを設定してください。後者の場合はVelocity Lock設定をOFFにして、次項目に現れるWait(ブレス圧発生からベロシティ決定&NoteOnメッセージ送信までのウェイト)を設定してください。

->Value (Velocity Lock ONの場合のみ)

設定値:1 ~ 127
デフォルト:127
機能説明:Velocit LockをONにした場合に、NoteOnメッセージに含む固定ベロシティ値を設定します。

->Wait (Velocity Lock OFFの場合のみ)

設定値:10 ~ 200ms
デフォルト:20ms
機能説明:Velocity LockをOFFにした場合に、ブレス圧が閾値を超えてからベロシティ値を決定してNoteOnメッセージを送るまでの待ち時間を設定します。このウェイトが小さすぎると思ったような音の大きさが出ず、小さな音になります。