11. 運用上の工夫
このページでは、Facebookグループ"MWiC Friends"やTwitterで紹介しましたものを中心に、MWiCの運用上の工夫を紹介します。
サムフック固定ネジの第2機能キーとしての利用 (2023/10/7)
サムフックをお使いの場合、アップベンドが使えなくなってしまいますが、そこを逆手にとって追加の機能キーとして利用する、というアイディアです。
XtraキーによるMac用MainStageアプリでのパッチ変更 (2023/10/7)
多くの方がご利用のMac用MainStageアプリの『パッチを進める/戻す』の機能をMWiCのXtraキー等で実現する方法です。なお、MWiCだけ、あるいはMainStageだけに限ったものではありません。
ご参考までに、開発アドバイザーの@m_kirinoさんが公開くださっているウインドシンセ用の万能基本コンサートファイル(ご入手はこちら)をベースにしたMainStageでの設定手順を紹介します。
① 上左ペインのパッチリストの最上位(WW_Windsynth01)を選択
② 上中央ペインで『アサインメントとマッピング』を選択
③ メニューから『新規アサインメント』
④ 『アサインメントなし』に現れる新しい項目を選択して『チャンネル1-16』『受信用のコントロールチェンジ(例では14 or 15)』『適当な名前(例ではPatch Increment or Decrement)』を入力
⑤ 当該項目を選択して『アサインとマップ』から『パラメータをマップを外す』『アクション⇒次の(前の)パッチ』を割り当てる。
POP用クリップホルダーを使ったアーム式ルーペ (2024/2/29)
MWiCのOLEDは0.98inch、128x64とかなり細かいものです。サイズ上の必然性で採用したものではありますが、文字はとても小さく表示されます。市販の安価なクリップホルダーとフレネルレンズ式シートルーペを使って、2倍以上の拡大が可能です。
息抜き拡大の改造(裏技) (2024/5/31)
MWiCが備える機能の一つに『息抜け調節』があります。ですがバルブ全開でも息が余ってちょっと苦しい、というユーザー様もおられるかと思います。そういった方のための公式(?)裏技です…。推奨するわけではありませんが、どうにも合わない、という方はお試しください。
バイトセンサバルーンの取り外しについて
アルトサックスマウスピース対応モデルのバイトセンサ構造のうち、金属管の根本のシール部はわずかにぐらつきますが正常です。バイトセンサバルーンは、毎回外すのではなく、セッティング変更やクリーニングのための最小限にとどめていただければと思います。バルーンの取り外しの際は、一方の手でバルーンを引き抜きますが、反対の手の指で、金属管にとりつけてあるバルーンストッパーをはさみ、なるべく金属管の根本に力が加わらないようにお願い致します(下図ご参照ください)。