02. 電源について
- MWiCはUSB-B端子から電源を供給します。
- リチウムイオンポリマーバッテリを搭載した場合にはバッテリ駆動も可能です。
- USB-B端子にケーブルを接続するとMWiCの動作状態にかかわらずバッテリが充電(インジケータ赤)され、満充電になったら充電を停止(インジケータ緑)します。
- 電源スイッチを上に倒すと起動します。
- 電源スイッチを下に倒せば動作停止します。
電源投入時のセンサ較正について
WWiCは、電源をONする際に各センサの較正を行います。センサへの入力を行わずに電源を投入するのが望ましいですが、キーに触れずに電源を入れるというのは面倒ですので、キーに触れながら電源を入れてもそのキーを一度離せば正しく検出できるようになります。それ以外のセンサについての、起動時の入力とその後の対応は以下のようになっています。
- ブレスセンサには息を吹き込まずに電源を入れてください。AutoCalib機能(MWiCの設定: 04 Breath)で自動較正されるほか、Bボタン超長押しによるセンサリセット(MWiCの使い方: 05. 画面表示とボタン操作)で手動較正できます。
- キーに触れて電源を入れた場合、そのままですとキーを検出しませんが、一度キーから指を離すと検出されるようになります。
- 右手親指センサ(ベンドセンサ)の較正は、ファームウェアバージョンによって異なります。Ver 8.22以降ではアイドル時(ローラーに触れずに5秒後および1分ごと)に必要があれば較正します。それ以前のバージョンでは自動較正機能はありませんので、右手親指センサには触れずに電源を入れてください。"Sensor Data"画面の表示値が明らかにおかしい場合にはBボタン超長押しによるセンサリセットを行うか、右手親指センサから指を離して電源を入れ直してください。
- バイトセンサは噛まずに電源を入れてください。ただしバイトセンサの3つのモードいずれでも、起動時のゼロ点がずれていても、影響がない(SwingやTrack Bend)か、随時較正できる(Reed Bend)ようになっています。